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断食による精神的効果

●断食体験談


酵素断食2日間+本断食8日間の計10日間断食を行いました。  

10日間終え、回復食を食べる頃にはかなり体調が回復していました。

最初の2日間酵素断食をしましたが、頭痛、息苦しさ、不安感が出たので飲むのをやめました。  

血糖値が上昇すると交感神経が優位になるので、そのことが原因かと思われます。  
 
血糖値と自律神経の関係については「自立整体の教科書」に記載されています。  


本断食に入ってからは日に日に体が軽くなり、症状が全般的に軽くなりました。  

特に漠然とした不安感や息苦しさ、鉛のような体のだるさ、気分の落ち込みに効果的でした。  

11日目の朝に重湯を飲むのですが、回復食を取り始めてからさらに体が動くようになり、全体的に体が軽くなりました。  


しかしながら自律神経失調症の症状は重く、治るまでには至らなかったものの、断食前と比べて飛躍的に体調が良くなりました。  


その後も断食の効果の虜になり3日や1日の断食を繰り返しましたが、断食や色々な食事療法をした結果、半日断食が1番やりやすく心身ともにバランスが取れるので効果的でした。  


やはり食べないと言う行為は慣れていないので精神的にも肉体的にも負担がかかります。  

もちろん気持ちが落ち着いたり精神的な効果のある断食ですが、食欲を気付かぬところで抑制しかねなかったり、病気の重い方や毒素を溜め込んでいる方は好転反応が強く出ので危険を伴います。  


私も本断食に入ってから力が入らず、立ちくらみなどで何度も倒れました。  
また辛い症状があるのにも関わらず、空腹で寝れないので、調子が悪いまま覚醒していなければならないのがとても辛かったです。  

さて、どのようにして精神や自律神経失調症の症状に効果があったのか、考察していきたいと思います。  



●ケトン体や内蔵の休息 



断食をすると精神の安定や体が軽くなるのは内蔵機能を休めたりブドウ糖がなくなると出るケトン体という物質が大きな理由だと考えられます。  
この2つについては「整食方」で述べたので説明を省きます。  




●腸内環境の改善  


 
聞いたことがあるかもしれませんが、幸せ物質のセロトニンは腸内に90%あると言われています。  
残りの10%は、血液に8パーセント、脳に2パーセントとなり、脳にある2パーセントのセロトニンも腸で生成されたものが使われます。  

このように腸と脳は密接に関係しています。
断食をすると胃腸が休まり腸内環境が整う         
事で種々の症状が軽減されたかと思われます。  



 ● βエンドルフィン  



エンドルフィンとは幸せを感じる脳内麻薬とも言われる物質です。  
モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があり、脳の活性化、精神ストレスの解消や免疫を強くする効果もあります。  
断食を始めて4日目以降βエンドルフィンが放出され始めます。  
私が長期断食を始めた理由もこれらのことからです。  



●宿便 



10日間の断食をした際、食べていないのにウサギのような便が出た体験があります。  
ここで言う宿便は停滞便のことではなく、長年食べ過ぎによって胃腸の消化吸収能力を超えて腸内に溜まり、腸壁にこびりついた物を言います。  


この宿便が出ることにより、難病や病気が劇的に改善することがあるそうで、私は半日断食を継続していた時に、便をした時に、腸から悪いものがどんどん出る感覚を感じ、それ以来体調が飛躍的に良くなった経験がありました。  


しかしこれを読んで宿便を一気に出すために断食をしようと思われる方もいるかもしれませんが、長期断食をすれば必ず宿便が出るというものではありません。  


甲田光雄先生曰く、本断食の場合よりすまし汁断食の方が宿便が良く出てくるとの記載もあります。  


また準備段階での食事の取り方や体調などにも大きく左右されることと思います。  


自律神経失調症や精神疾患は私の経験から宿便だけが原因ではないと感じますので、バランスをとって半日断食くらいがオススメです。  

半日断食でも少しずつ宿便は出るそうで先にも述べましたが実際半日断食でも私もそのような体験をしました。


焦らないことがいちばんの治療だと思うのでゆっくりやられたら良いと思います。  

また【断食療法】の欄でもリンクさせて頂きましたが、こちらの学術論文も参考にしてみて下さい。




また著者甲田光雄先生(医師)による【家庭でできる断食医学】の本のリンクも貼っておきます。


西式甲田療法(朝食抜きのみの半日断食)に続きます。