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全般性不安障害(不安神経症)



●全般性不安症害とは  
 

全般性不安障害とは、様々な出来事や事柄について過剰な不安と心配をしてしまう病気です。  

不安は誰しも感じることのあるものですが、不安障害の不安は特殊な状況に限定されない理由の定まらない不安が長期間続き日常生活にも支障をきたすようになります。  


●症状 


全般性不安障害はこの症状が、と言ったように特定の症状ではなく、症状は多岐にわたるので参考までに私の不安障害であった症状を紹介して行きたいと思います。 




●ガン恐怖症 



ガン恐怖症に関しては多くの全般性不安障害の方が持つ症状ではないかと思います。 
体に少しでも痛いところや不調を感じると自分は癌になっているのではないかと恐怖します。 



癌という漢字を見るだけでも恐怖し、本当に自分が癌になっているのではないかというほどの強烈な不安感に襲われます。 



病院に行って検査をし異常はなかったとしても、検査ミスなのではないか、他の病気なのではないかといくら検査してもきりのない不安に襲われます。 



この不安に突き動かされ数多くの検査をしました。 



●エイズ恐怖症 



また癌だけではなくエイズ恐怖症と言ってエイズにかかっているのではないかという不安を強烈に感じます。 


私は特に消防士や介護士をしていたことがあり血液に触れる機会が多かったため余計に心配になり、強烈な不安に襲われ続けていました。 




●家が燃えてしまうのではないか  



私にあった不安による症状の一例です。  
外出するため家を出るときに家が燃えてしまうのではないかと連想してしまい、飼っている犬が苦しんでしまう、家がなくなってしまうなど漠然とした不安に襲われます。  



そうなると家にある火器全ての確認と部屋にあるコンセントやライターなど全て確認しなければ落ち着かなくなり、全て確認します。  

 
それが終わると、今度は鍵を閉め忘れたのではないか、と家に何回も戻ることになります。  


普通の方でも鍵をかけ忘れたかもしれないと戻る事はあるかもしれませんが、不安障害の場合何十回も行ったり戻ったりする事になります。  



また家の中の窓の鍵やトイレの鍵全て確認しなければ気が済まず、なかなか家を出れなくなります。  


従って私は家を出る3時間も前に起きるようにしていました。  


この一連の動作だけで相当な時間を使ってしまい日常生活が困難になります。  


外にようやく出れたとしても友達に会うのではないか、知り合いに会ってしまうのではないか、など再び不安になります。  


当時不安障害とともに多数の精神疾患を持っていたので人に会うのがとても億劫で話しても会話が理解できないなどの症状がありとにかく会いたくありませんでした。 

 
電車に乗るときもきょろきょろしながら乗り常に不安がつきまといました。  




●理由が特定されない不安 




不安障害にかかると特に何かがあるわけでもないのに不安が付きまとうようになりま 
す。 

もちろん不安の対象が前述のようにある時はあるのですが、生活していく上で全てのことが不安の対象となり、支障をきたすレベルになります。 

仕事をクビになったらどうしよう。 
起きれなかったらどうしよう。 
鍵を閉め忘れたらどうしよう。 
ちゃんと話せなかったらどうしようなど全てが不安になります。 




●不安への対処法 



➊不安を強く感じている時に行動しない 



不安障害への対処法ですが、不安を強く感じているときに行動しないことです。 

例えば自分が癌なのではないかと思ったとき強烈な不安を感じますが、それはずっとは続きません。 

やがて他の不安に対象が移ります。 


2、3日、1週間かそれ以上不安になるかもしれませんが、仮にその不安を検査などをして消そうとしてもまたすぐに他の不安に取りつかれるのでその不安を消そうとすることが無意味なことに気づきました。 


不安を行動で消そうとするとより大きくなって返ってきます。 


不安は消そうとしても消えるものではありません。 




➋気にしない 

 
また具体的な対象がない不安はどうするのかということですが、気にしない、相手にしないという方法があります。

気にしないと言ってもこんなに不安なんだから気になるじゃないか、と思われる方もいらっしゃると思うのですが、全くその通りです。 

ただし、意識的に気にしないようにするのとそうでないのではかなり大きな差があります。 

気にしないというのはどういう状況かと言うと、不安から少し抜け出た状態になります。

不安の中で何を考え行動しても不安の範囲の中でしか物事が進まなくなってしまうことが多いと思います。

意識的に気にしないようにすることで不安に対してほんの少し客観視できるようになります。 

不安も怒りもそうですがそれは全て体に出る感覚でそれと思考が結びついて物事の不安になります。 

怒っている感覚の時に楽しいことを考えられない時のように怒っているとき嫌な人のことを考えれば、怒りの感覚と思考が結びつき、あいつはなんでああなんだ。どうしてこうじゃないんだ、と怒り狂う羽目になります。 


不安も同じです。 

不安な感覚なので思考も不安に巻き込まれてしまいます。




➌不安のまま




みなさん真面目で病気をされた方が多いと思います。 

不安があるとそれをどうにかしなければならないと思う方もたくさんいると思いますが、どうにもしない。という選択肢もあるのです。 


不安のままでも良いと思えるようになってくると意外に不安に巻き込まれることも少なくなるかもしれません。

不安になるのはある程度仕方ないと諦め、極力気にしないようにして、根本的に体を治していくことが出来るとまた新しい道が見えてくるかもしれません。



●私がおこなって効果的だった治療法 



➊食事療法(記載したどの食事療法も) 


現在はこのような症状はだいぶ軽くなり、たまに不安に取りつかれることはありますが、以前とは比べものにならないほど楽になりました。 


しかし食事療法もこだわりすぎると不安の対象になりますのであまり気張りすぎずゆるゆるやる事を勧めます。 

※目次から食事療法の欄参照

➋ヨーガ 


体がほぐれることにより不安の感覚が軽くなり、思考も不安にとらわれることが減りました。 


体がほぐれることによりだんだんと不安の感覚が出にくくなってきます。 


また全身の気の巡りが良くなりストレスに強くなります。 


●漢方


不安や憂鬱な気分の時、抑肝散を飲んでいますが、気持ちを落ち着けるのにとても効果的でした。

飲んだすぐ効くタイプの漢方なので重宝しています。


●全般性不安障害を体験して 


不安障害が酷かった時は24時間不安地獄でした。 

常に不安が絶えず寝ていても夢でうなされ起きる時も不安とともに起きると言った状態が続きました。 

また私は薬を飲んでいなかったため非常に苦しみました。 

私もずっと病気だったわけではないのでわかることですが、不安障害で感じる不安は健常時に感じることのない程強烈な不安です。

コントロール出来るものではなく絶え間なく不安が続き、強烈な不安により死んでしまうのではないかと思う時さえありました。 

もし周りに不安障害の方やご家族で苦しんでいる方がいたらとにかく優しくしてあげてください。 

また見た目にはわかりずらかったり判断出来るものではないので一見元気そうでも病気の方もいらっしゃいます。 

非常に苦しい病気です。 

私の情報が少しでも役に立つことを願います。